新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている中、
最近、生と死について考えることが多くなりました。
生きているものには必ず死が訪れるのがこの世のならわしなのですが、
普段あまり考えることもないですよね。
平均寿命ってなんのこと?

ちなみに、日本人の平均寿命は世界的に見ても非常に長いことで有名です。
実際、旅行で訪れたアメリカでは、
日本からやって来たと言うと、
「あの長寿の国から!」という反応が返ってきたことがありました。
日本がここまで平均寿命を伸ばせた要因の一つは、
予防接種の普及、そして、
新生児の死亡率を低くすることができたからなのだとか。
意外ですよね?
平均寿命というのは、
今年生まれた赤ん坊が平均して生きられる時間
のことなのです。
言葉を聞く限りでは、
今年亡くなった方の年齢の平均のように思えますが、
実はそうではないのです。
動物の平均寿命はどのくらい?
ちょっとした寿命トリビアをご披露したところで、
今回はセキセイインコの寿命について見ていきたいと思います。
動物の世界では、
体の大きさは寿命に比例するとされています。
つまり、体の大きな象のような動物の方が
体の小さなネズミのような動物よりも長生きする
といった法則です。

もちろん、例外はたくさん存在しますし、
野生として生きているのか、
人間に飼われているペットとして生きているのかでは大きな差が生じます。
例えば、野良猫の平均寿命は3~4年だと言われていますが、
飼いネコは12~15年だとされています。
野良の場合、餌の確保、外敵の存在、
病気になってもお医者さんにかかれない
など山のような危険と隣り合わせなので、
飼いネコの4分の1程度しか生きられないのだろう、
という解釈のようです。
セキセイインコの場合

前置きが長くなりましたが、
セキセイインコの平均寿命は、5-10年というのが一般的です。
体重わずか50g少々の小鳥にしては
長生きする印象です。
もちろん、ほとんどが人間に飼われている小鳥ですし、
いわゆる野良として生きているセキセイインコはいないからなのでしょう。
余談ですが、
ニュージーランドに生息していて
絶滅危惧種となっているフクロウオウムは95年生きるのだとか!?
ちなみに、インコのなかでも、
ヨウムは40-60年生きることで知られています。
ただ、5-10年と倍の開きがあるのは気になりますよね?
どうすればセキセイインコに長生きしてもらえるのか、
特に、セキセイインコが命を落としてしまいそうな病気は何かなどなど、
飼い主さんや、これからセキセイインコをわが家へ迎え入れる予定の方々には
気になることがたくさんあることでしょう。
この寿命の違いについては来週水曜日更新の次回の記事で詳しく見ていきたいと思います。
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